頭痛(不定愁訴)

頭痛 解説動画

頭痛(不定愁訴)の種類

頭痛(不定愁訴)に対する施術

リカバリー鍼灸院では自律神経を整えるアプローチ、症状への直接的なアプローチを組み合わせて行います。

頭痛(不定愁訴)に関するよくある質問

question

頭痛を誘発させるものは何ですか?

answer
  • 精神的因子:ストレス・精神的緊張・疲れ・睡眠(寝不足・寝すぎ)。
  • 内因性因子:月経周期・更年期障害。
  • 環境因子:天候の変化・温度差・頻回の旅行(出張など)・香水などの刺激臭・強い光・不快な音・過度な昼寝。
  • 食事性因子:アルコール・特定の食品(チョコレート・チーズなど)・空腹。

これらは自律神経の働きとの関わりが深く、血管拡張や収縮、強い刺激などによりストレスを感じると、発痛物質が放出され頭痛を引き起すと考えられます。そのため、ご自身の生活を振り返り、何が誘発因子として大きく関わっているのかを把握し回避することが予防にもつながります。

question

低気圧での頭痛も自律神経が影響しているのですか?

answer

雨や台風の日に頭痛を発症したり普段より症状が重くなったりする方は少なくありませんが、これは低気圧が影響を及ぼしているためと考えられています。耳の中の内耳が急激な気圧の低下または上昇を感じると、内耳の中にある前庭神経が過剰に興奮し交感神経(体を緊張させる神経)と副交感神経(体をリラックスさせる神経)からなる自律神経のバランスが乱れてしまいます。その結果、交感神経が活発になりすぎ、痛みの神経を刺激し、頭痛などの症状が出ます。また、低気圧は空気中の酸素濃度が薄いため、体や脳が上手く酸素を取り込むことができず、酸欠状態になり頭痛が起こります。

question

鎮痛剤は飲み続けても大丈夫ですか?

answer

自律神経の乱れからくる片頭痛の鎮痛剤には、痛み物質であるプロスタグランジンの生産を抑える働きがあるので、プロスタグランジンが大量に作られる前、つまり痛みが本格的になる前に飲んだほうが効果的です。しかし薬で痛みを抑えることを繰り返していると、薬に対しての耐性がついて効きが悪くなったり、頻回(1か月に15日以上)の服薬が原因で薬物乱用性頭痛を起こしまったり、余計に薬から離れられなくなってしまいます。更に、頻繁に起きる頭痛で精神的ダメージを受け続けると、自律神経系や精神的な病にまでつながる恐れがありますので、自律神経を整え薬に頼らずに頭痛の発生を抑えていく施術が必要になります。