腕の痛み

腕の痛みとは

腕の痛みは、腕だけでなく手や指、肘、肩などの痛みが関連して現れる痛みです。筋・筋膜の損傷・緊張や炎症、各関節での炎症、神経障害、神経周囲の炎症、血行障害、心理的ストレスなどさまざまな原因で腕の痛みが起こります。関節の炎症や緊張、血行障害が長引くとしびれや感覚異常、可動域の減少を招くことがあります。

腕の痛みに対する鍼施術によるアプローチ

腕の痛み症状に対する鍼施術によるアプローチは症状によって様々ですが、皆さんがお困りの症状の原因が「筋・筋膜、血液循環、自律神経の乱れ」からきているのであれば、以下のツボを選択しています。

腕の痛みに関連する症状

腕の痛みに関するよくある質問

question

腕を上げると肩が痛みます。どんな原因がありますか?

answer

痛みの場所によりますが、肩関節周囲炎が考えられます。
肩関節周囲炎はいわゆる四十肩・五十肩です。この肩関節周囲炎は筋肉や靭帯、関節、関節包など原因が数多くあります。腕を挙げる角度や方向、痛みの場所、夜間痛の有無などの確認と検査を行い判断します。全く動かせない場合は靭帯や関節の異常が考えられますので整形外科の受診をおすすめします。それ以外の痛みが出ている場合は、当院や接骨院などを受診ください。

question

腕が重だるいのですが、鍼で治りますか?

answer

鍼には筋肉の新陳代謝を促し、筋緊張を緩め血流改善を図る効果があり、適切なツボや部位に打つことで自律神経の不調を整え、倦怠感を改善することが可能です。また、全身の気血を調整するツボを活用することで、腕だけでなく全身の調整を行い身体の不調を改善します。

question

指を伸ばすときにスムーズに伸ばせません。何が原因ですか?

answer

指を曲げる筋肉の過緊張または伸ばす筋肉の機能が低下している可能性があります。

  • 伸ばす筋肉:腕の外側をマッサージや鍼施術、ストレッチ等で筋肉の柔軟性を回復することで改善が見込めます。
  • 曲げる筋肉:繰り返しの使用などで筋肉が緊張することで収縮状態を解放できないことが要因です。マッサージや鍼施術で筋肉の緊張を改善することがおすすめです。放置してしまうと、腱炎や腱鞘炎ばね指などの発生リスクを高めてしまいます。
question

軽い荷物を持っていても腕が痛くなったり、冷たく感じます。

answer

軽い荷物でも痛くなったり、冷えを感じたりするのは、血流に関与する部位の筋肉の緊張・収縮により血行障害が起きていることが考えられます。
関節の近くや大きい血管付近の筋肉が固まってくると血流の流れが圧迫され血流量が低下し、そして筋肉が固まることで筋肉に流れる血流の低下を招き、痛み、冷えを発生させます。
該当する筋肉に鍼施術を行い、筋肉を緩めることで圧迫を解除し血流促進を狙います。また、血流改善に効果のあるツボに鍼をすることで腕全体への血流改善をします。

腕の痛みの施術に対する患者様の声