緊張型頭痛

緊張型頭痛は、頭痛の中で最も一般的なタイプであり、後頭部、こめかみ、額にジワジワとした頭重感や圧迫感、締めつけられるような痛みがしばらく続く特徴があります。この症状には光や音への過敏症が伴うこともありますが、片頭痛のような吐き気や嘔吐は発生せず、体を動かした際に痛みが悪化することはほとんどありません。緊張型頭痛の痛みは通常軽度から中程度で、日常生活に大きな支障をきたすことは少ないとされています。また、緊張型頭痛を持つ人が片頭痛を発症する混合型の症例も存在します。

緊張型頭痛に用いられる代表的なツボは「肩井」になります。肩井は緊張型頭痛や肩こりにも効果的とされるツボで、場所は首のつけ根の骨と肩先の骨を結んだ中間あたりに位置します。特に、肩が凝っている感じがする場合に、逆の手で人差し指が来る場所です。肩井を心地よい強さで刺激すると、緊張型頭痛の症状を緩和するのに効果的です。
緊張型頭痛は、頭や首などの神経が緊張し、硬直することによって引き起こされる頭痛の一種です。この状態は寒い環境や長時間同じ姿勢での作業(例：PC作業やスマホの操作)によって悪化しやすく、筋肉のこりや血流の悪化が関与しています。リカバリー鍼灸院では肩井というツボや頭痛を引き起こしている筋肉(頭や首・肩周辺)の緊張緩和を目的とした鍼施術をおこなっています。