不眠
不眠 解説動画
不眠の種類
働く女性の不眠は近年問題視されている症状の一つになります。不眠は大きく2種類に分けられます。
不眠の原因
不眠に対する施術
リカバリー鍼灸院では自律神経を整えるアプローチ、症状への直接的なアプローチを組み合わせて行います。
不眠に関するよくある質問
朝のスッキリ感が得られません。
通常、交感神経は朝に優位となり体温を上昇させたり内臓機能を活発にさせますが、自律神経のバランスが乱れることで起床しても優位にならず、脳が眠っているような状態が続いてしまっています。また低体温や低血圧になると血液循環が悪化して身体全体に酸素が行き届かなくなり、疲労が抜けず目覚めが悪くなっている可能性があります。朝起きてスッキリ感がないときは、以下の事を試してみてください。
- 15~30分の仮眠をとる:脳がリフレッシュし集中力もアップします。仮眠の時間が長すぎると眠気やだるさが強くなってしまいます。
- カフェインを摂取する:コーヒーや紅茶などに入っているカフェインには神経を興奮させ覚醒を促す作用があるため、眠気を飛ばすことができます。
- 鎖骨の下をほぐす:鎖骨の下の肋骨の間にある肋間筋をほぐすと酸素を取り込みやすくなり、交感神経への切り替えがスムーズになります。
途中で目が覚めてしまいます。
通常、寝る前になると副交感神経が優位になります。しかし、精神的・身体的ストレスやホルモンバランスの乱れなどで自律神経が乱れると、交感神経を優位にしてしまうため、中途覚醒が引き起きてしまいます。女性ホルモンや男性ホルモンには自律神経を整える働きがあるため、ホルモンの分泌量が減ると自律神経も乱れます。就寝前に副交感神経を活性化させる習慣として以下の事を試してみてください。
- ゆっくりとストレッチをする。
- 気持ちが落ち着く音楽を聴く。
- ホットミルクを1杯飲む。
ホットミルクを飲むと、その熱によって体を一時的に温めることができます。また牛乳には睡眠の質に関わるトリプトファンや神経伝達系に欠かせないカルシウムとビタミンB群も入っているため、就寝前の習慣にすると良いでしょう。
自分でできるセルフケアはありますか?
不眠の原因でもあるホルモンバランスの乱れは生活習慣の乱れからくるものですので、食事や運動など規則正しい生活が大切になります。
- 起床後、朝食を1時間以内に取る:交感神経の活発な状態に切り替えることができます。
- 夕方以降はカフェインを控える:カフェインには脳を刺激する覚醒作用があり、摂取後5~6時間は作用するため夕方以降は控えましょう。
- ハーブティーを飲む:心身の不調を改善する効果もあるので夕食後や就寝前に飲むと良いでしょう。
- 有酸素運動:運動により疲労した身体は、睡眠時間でしっかり休息しようとするので質の高い睡眠が確保できます。理想は毎日30分ですが、時間の確保が難しい場合は週3日から行うと良いでしょう。また、寝る直前では脳が興奮状態になってしまうので就寝2時間前に行いましょう。