リカバリー鍼灸院の正しい通院の仕方

このページではリカバリー鍼灸院に関する疑問や皆さんがお悩みの症状に関する疑問にお答えしていきます。このページをご覧になる事でどんな時にリカバリー鍼灸院を利用するのか?またどのくらい通院すれば良いかが分かると思います。是非参考にしてください。

どんなときにリカバリー鍼灸院に行けばいいの?

まずリカバリー鍼灸院に通院するときは、皆さんのお身体に何らかの症状(不調)が出た場合がほとんどです。具体的な症状でいうと、身体のどこかが「痛い」・「張ってる」・「凝っている」・「だるい」・「しびれる」等の感覚的な異常を感じたときです。ギックリ腰や寝違えなどの急性的な症状はもちろんですが、上記のような症状が慢性化(1か月以上続く場合)している場合も鍼灸院での施術は有効的なので、身体の不調でお悩みの方は是非一度ご相談ください。

逆にどんな時は病院に行った方が良いの?

主に発熱がある場合や、骨折、脱臼といった急を要する外傷が発生した際には、鍼灸院ではなく、整形外科等の医療機関を受診する事をお勧めします。

人間は骨折をしていても箇所によっては動かせてしまう事もありますが、「動かせるから大丈夫」と思わずに、特に外傷の場合は先に病院でレントゲンを撮ってもらうことをお勧めします。骨に異常がないかを調べてからご来院してくださると、より確実な施術がご提供できます。

どれくらいの期間に何回通えばいいの?

リカバリー鍼灸院では症状の根本改善を目的にしているため、施術期間を大きく3つ(改善期・安定期・維持向上期)に分けています。

改善期 初回~4回目まで 10日間で4回 症状を徹底して取り除く 安定期 5回目~6回目(最低2回くらい) 7~14に日間で1回 痛みや辛さのない身体の状態を安定化 6回が症状改善の目安 維持向上期 症状が改善した後 月に1~2回 健康な身体を維持するためのメンテナンス

改善期

まずは改善期、初回から計4回の施術を10日以内(推奨)に行い、現在悩まれている症状を徹底して取り除いていきます。変化の出やすいこの期間は、皆さんの症状を根本解決するための土台作りになる一番重要な期間となります。そのため初回の施術効果を維持した状態で2回目、3回目と施術を受けていただき、自己治癒力・自己回復力を活性化させるための通院ペースも大切です。
慢性症状の場合は、長い間身体の状態が悪いまま放置してしまっている方も多いため、まず始めの4回で身体を良い状態にリセットすることが大切です。この4回で初回時の症状に変化が見られる方がほとんどです。

安定期

次に安定期、4回目の施術の際に行う症状確認にて症状の軽減が見られた場合は施術ペースを7日~14日間以内に1度に変更し、痛みや辛さのない身体の状態を安定化させていきます。症状の軽減直後の身体は不安定なため、最低2回以上はこのペースで施術を受ける事を推奨しています。

維持向上期

そして最後に維持向上期、症状が改善・安定した後、その身体の状態を「維持したい」「より健康になりたい」という方のための期間になります。慢性症状は日常生活の動作や癖などの習慣から来ている事が多く、患者様自身でのケアだけでは間に合わないという方もいらっしゃるのが現状です。そんな患者様には症状が改善した後も、メンテナンスを行うために月に1、2度の施術を行い、健康的なお身体を維持するお手伝いも行っています。もちろん症状改善後の維持向上に必要なセルフケアなどのアドバイスもさせていただきますので、ご自身でのセルフケアに変更し卒業も可能です。さらにLINEでの通院期間以外のお身体の相談も受け付けております。

リカバリー鍼灸院は症状改善はもちろん、その後の患者様の生活が健康で豊かになるようにサポートしていきますので安心してご来院ください。

鍼施術をすればすぐに良くなるの?

鍼施術による変化は症状によって様々です。一般的なイメージとして鍼はどこか神秘的なイメージがあり、鍼を打てばすぐに症状が良くなるというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、残念ながらすべての症状がそれに当てはまるとは限りません。しかし、我々が行う鍼施術を正しく受けていただければ、4回の施術の中で改善に向けた変化が身体に現れることは確かですのでご安心ください。では、身体の症状の変化がどのように現れるのかをパターンごとに説明させていただきます。身体の不調の原因は「筋肉・筋膜」「血液・循環」「自律神経」「骨格」のいずれか、もしくは複合的に正しい働きが行えていない時に発現する事がほとんどです。そして以下の図を見ていただくと、施術開始から症状改善までの身体の変化の仕方を3パターンに分ける事ができます。

回復パターン

Aパターン

これは施術をする度に右肩上がりに症状が良くなっていくパターンです。この経過をたどる多くの場合は、比較的軽症の患者さんになります。症状で言うと、「ぎっくり腰」や「寝違え」等の急性症状の患者さんに多く、また患者さん自身に日常的に運動習慣があり、十分な筋力が備わっている方に多い傾向があります。

Bパターン

施術開始初期は順調に症状が改善していくのですが、ある程度の所まで行くと、一次的に停滞期を迎えます。その後、しっかりと鍼施術を続けて行くことで、もう一段階楽な状態にまで身体が改善していきます。なぜ改善傾向に進んでいた状態から停滞期を迎えるかというと、身体に備わっている自己治癒力・自己回復力に対し身体の歪み・癖や日常生活の疲労蓄積のバランスが拮抗してしまい残り僅かな症状の改善にブレーキをかけてしまうためです。しかし、それでも辛抱強く施術を行うことで、鍼施術の最大の特徴である自己治癒力が、歪みや悪習慣からくる症状をさらに上回りはじめ、ここから症状の改善が再び進み始めますのでご安心ください。症状で言うと「肩こり」「腰痛」「自律神経の乱れ」から来る不調などの慢性症状(症状発生から1、2ヵ月)の方に多い傾向です。

Cパターン

このパターンは初めのうちは症状にあまり変化が見られないのですが、ある一定のラインを超えると、急激に症状が改善してくるパターンになります。初めのうちは変化が見られずもどかしさがあると思いますが、そこで諦めてしまっては症状改善は得られません。長年ため込んでいた不調の原因を1つずつ改善していくことで、時間はかかりますが必ず変化は見られますのでご安心ください。この経過をたどる症状でいうとは、「重度の肩こり」「腰痛」「自律神経失調症」「神経痛・麻痺」などが多い傾向です。歴が長い(1年以上)方、更にお仕事などの日常生活に原因がある方にも多く見られます。ここは少し歯がゆいですが、しっかりと施術を続けて痛みや辛さのない生活を手に入れるために一緒に頑張りましょう。