リカバリー鍼灸院の正しい通院の仕方

このページではリカバリー鍼灸院に関する疑問や皆さんがお悩みの症状に関する疑問にお答えしていきます。このページをご覧になる事でどんな時にリカバリー鍼灸院を利用するのか?またどのくらい通院すれば良いかが分かると思います。是非参考にしてください。

どんなときにリカバリー鍼灸院に行けばいいの?

まずリカバリー鍼灸院に通院するときは、皆さんのお身体に何らかの症状(不調)が出た場合がほとんどです。具体的な症状でいうと、身体のどこかが「痛い」・「張ってる」・「凝っている」・「だるい」・「しびれる」等の感覚的な異常を感じたときです。ギックリ腰寝違えなどの急性的な症状はもちろんですが、上記のような症状が慢性化(1か月以上続く場合)している場合も鍼灸院での施術は有効的なので、身体の不調でお悩みの方は是非一度ご相談ください。

症状がなくてもメンテナンスで通っていいの?

「特に不調はないけど通っても大丈夫?」そんな疑問をお持ちの方にも、リカバリー鍼灸院の施術はおすすめです。不調が出てから対応するのではなく、日々のケアで「不調が出ないカラダ」を作ることが大切です。

現代の生活では、ストレスや疲労、運動不足、デスクワークなど、気づかないうちに身体に負担がかかり、体調を崩す原因になっています。たとえ症状がなくても、身体のバランスが乱れていることは少なくありません。

定期的なメンテナンスで得られるもの
  • 疲れにくい身体作り:血流と自律神経を整え、毎日を快適に
  • 未病の防止:肩こり頭痛不眠を未然に防ぐ安心感
  • 免疫力向上:風邪や体調不良を防ぎ、元気な毎日へ
  • 心身のリフレッシュ:ストレスを和らげ、軽やかな心と身体をキープ

身体のメンテナンスは「健康への投資」。症状がない今だからこそ、定期的なケアでベストコンディションを保ち、不調の出ないカラダを手に入れましょう。

逆にどんな時は病院に行った方が良いの?

主に発熱がある場合や、骨折、脱臼といった急を要する外傷が発生した際には、鍼灸院ではなく、整形外科等の医療機関を受診する事をお勧めします。

人間は骨折をしていても箇所によっては動かせてしまう事もありますが、「動かせるから大丈夫」と思わずに、特に外傷の場合は先に病院でレントゲンを撮ってもらうことをお勧めします。骨に異常がないかを調べてからご来院してくださると、より確実な施術がご提供できます。

どれくらいの期間に何回通えばいいの?

リカバリー鍼灸院では症状の根本改善を目的にしているため、施術期間を大きく3つ(改善期・回復期・維持向上期)に分けています。

改善期 日常的に不調のあるカラダ 最低1週間に1回 症状を徹底して取り除く 回復期 一時的に不調を感じていないカラダ 7~14日間に1回 正常な身体の状態に回復させる 維持向上期 継続的に不調の出ないカラダ 月に1~2回 コンディショニング 健康的な身体を維持向上させる 維持向上期を最短4回で目指します

改善期

改善期は、現在悩まれている症状(不調)を徹底して取り除く期間です。
この期間は、症状を根本的に解決するための土台作りとなる非常に重要な時期です。施術の効果を最大限に活かすために、なるべく通院ペースを詰めていただくことを推奨しております。

回復期

回復期は、一時的に症状(不調)を感じていないものの、まだ正常でない身体の状態(筋肉・骨格・神経・循環・体質)を正常に戻すための期間です。
この期間は、症状の軽減直後であり身体は非常に不安定な期間のため、1~2週間に1度のペースで施術を受けることを推奨しております。

維持向上期

維持向上期は、症状を改善し身体の状態を正常に戻した後、その身体の状態を維持、向上させることで生活の質を高めるための期間です。
この期間は、症状や身体の状態に関わらず、より健康的な身体を目指す期間のため、月に1~2度の定期施術を受ける事を推奨しております。コンディショニングを通じて、患者様が健康的で豊かな生活を送れるようお手伝いをさせていただきます。また、施術以外にもLINEを活用したお身体の相談を受け付けておりますので、気軽にご利用ください。

リカバリー鍼灸院は、症状改善はもちろん、その後の患者様の生活が健康で豊かになるように全力でサポートいたします。安心してご来院ください。

鍼施術をすればすぐに良くなるの?

鍼施術による変化は症状によって様々です。一般的なイメージとして鍼はどこか神秘的なイメージがあり、鍼を打てばすぐに症状が良くなるというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、残念ながらすべての症状がそれに当てはまるとは限りません。しかし、我々が行う鍼施術を正しく受けていただければ、4回の施術の中で改善に向けた変化が身体に現れることは確かですのでご安心ください。では、身体の症状の変化がどのように現れるのかをパターンごとに説明させていただきます。身体の不調の原因は「筋肉・筋膜」「血液・循環」「自律神経」「骨格」のいずれか、もしくは複合的に正しい働きが行えていない時に発現する事がほとんどです。そして以下の図を見ていただくと、施術開始から症状改善までの身体の変化の仕方を3パターンに分ける事ができます。

回復パターン

Aパターン

これは施術をする度に右肩上がりに症状が良くなっていくパターンです。この経過をたどる多くの場合は、比較的軽症の患者さんになります。症状で言うと、「ぎっくり腰」や「寝違え」等の急性症状の患者さんに多く、また患者さん自身に日常的に運動習慣があり、十分な筋力が備わっている方に多い傾向があります。

Bパターン

施術開始初期は順調に症状が改善していくのですが、ある程度の所まで行くと、一次的に停滞期を迎えます。その後、しっかりと鍼施術を続けて行くことで、もう一段階楽な状態にまで身体が改善していきます。なぜ改善傾向に進んでいた状態から停滞期を迎えるかというと、身体に備わっている自己治癒力・自己回復力に対し身体の歪み・癖や日常生活の疲労蓄積のバランスが拮抗してしまい残り僅かな症状の改善にブレーキをかけてしまうためです。しかし、それでも辛抱強く施術を行うことで、鍼施術の最大の特徴である自己治癒力が、歪みや悪習慣からくる症状をさらに上回りはじめ、ここから症状の改善が再び進み始めますのでご安心ください。症状で言うと「肩こり」「腰痛」「自律神経の乱れ」から来る不調などの慢性症状(症状発生から1、2ヵ月)の方に多い傾向です。

Cパターン

このパターンは初めのうちは症状にあまり変化が見られないのですが、ある一定のラインを超えると、急激に症状が改善してくるパターンになります。初めのうちは変化が見られずもどかしさがあると思いますが、そこで諦めてしまっては症状改善は得られません。長年ため込んでいた不調の原因を1つずつ改善していくことで、時間はかかりますが必ず変化は見られますのでご安心ください。この経過をたどる症状でいうとは、「重度の肩こり」「腰痛」「自律神経失調症」「神経痛・麻痺」などが多い傾向です。歴が長い(1年以上)方、更にお仕事などの日常生活に原因がある方にも多く見られます。ここは少し歯がゆいですが、しっかりと施術を続けて痛みや辛さのない生活を手に入れるために一緒に頑張りましょう。