ギックリ腰

筋肉や筋膜の慢性疲労

身体への過負荷、睡眠不足、栄養不足などが原因で疲労が徐々に蓄積され、許容量を超えるとこれまで抑えていた疲労が急激な腰の痛みとして現れます。

骨格の歪み

長時間同じ姿勢でいることが筋肉が過緊張を起こしてしまい、結果として背骨や骨盤の位置がずれ、腰痛を引き起こす可能性があります。

突然の過負荷

急激な動きや意識せずに姿勢を変えたときなどに腰に負荷がかかり、ギックリ腰を引き起こすことがあります。

最大の目的は炎症と痛みの取り除くことであり、特に受傷直後の処置が非常に重要になります。鍼施術により異常収縮を起こした筋肉を緩め、炎症を抑えていきます。また、重度の炎症が認められた場合はアイシングや固定などを行うこともあります。

疲労の蓄積により硬くなった筋肉の緊張を和らげる鍼施術と、姿勢不良の原因となる歪んだ骨格を整える骨格調整が主なアプローチとなります。

ギックリ腰の施術の際に使用するツボとしては、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)、委中(いちゅう)などが挙げられます。これらのツボに対する適切なアプローチにより、患者様の辛い症状が早期に回復に向かいます。