めまいを感じたらどうすればいい？

めまいを感じた時には程度にもよりますが転倒などの危険もありますので、以下の方法で対処をしてください。安全な場所に移動する：めまいの発作が起こった場合、まずは安全な場所に移動して転倒やけがを予防しましょう。横になるか座る：めまいが起きたら、できるだけ早く横になるか座ることが重要です。これにより、転倒の危険性を軽減し、体の安定感を取り戻すのに役立ちます。深呼吸：深呼吸をすることで、リラックスし、酸素供給を増やすことができます。ゆっくりと鼻から息を吸い込み、口から吐き出すことを試してみてください。目を閉じる：目を閉じることで視覚情報が軽減され、めまい感が和らぐことがあります。頭と体をゆっくり動かす：めまいが軽度の場合、頭や体をゆっくりと動かしてバランス感覚を取り戻すことができます。ただし、無理に動かすことは避けましょう。水分補給：めまいが軽度の脱水症状によるものである場合、水を飲むことが役立つことがあります。

普段から気を付ける事はありますか？

疲れやストレスが自律神経の乱れを引き起こし、ふらつきの原因となることがあります。ふらつきを軽減するためには、以下のポイントが重要です。十分な睡眠を確保する：疲れたら十分な休息を取り、睡眠時間を確保しましょう。良質な睡眠は自律神経の調整に役立ちます。バランスの取れた食事を摂る：健康的な食事を心がけ、栄養をバランスよく摂取しましょう。特にビタミンやミネラルが重要です。ストレス管理：ストレスを感じたら、趣味や娯楽の時間を設けてリフレッシュし、リラックスする時間を取りましょう。軽い運動もストレス発散に役立ちます。これらの方法を実践することで、自律神経の乱れを軽減し、ふらつきの症状を緩和することができます。

立ちくらみとめまいは違いは？

めまいと立ちくらみは、平衡感覚に関連する症状であり、それぞれ異なる状態や原因によって引き起こされます。めまい：めまいは、主に内耳や脳に関連する問題による平衡感覚の障害です。この症状は、ぐるぐる回るような回転性めまいや、ふわふわするような浮遊性めまいを経験することがあり、患者様が自分や周囲の物体が回転しているかのように感じることが特徴です。内耳にある半規管や前庭器官の機能障害、中耳の感染症、炎症、腫瘍などがめまいの原因となります。立ちくらみ：立ちくらみは、通常、急な位置変化に伴う一時的な脳の血流低下による症状で、短期的で軽度のものが一般的です。立ち上がったり急に動いたりしたときに起こり、一過性低血圧、脱水症状、低血糖、運動不足、一過性のストレスなどが原因として考えられます。

メニエール病 | リカバリー鍼灸院

メニエール病

メニエール病とは

メニエール病は、回転性のめまいが数分間から数時間続くもので、再発する特徴があり、数年にわたって症状が持続することがあります。通常、難聴、耳鳴り、耳閉感(耳が詰まった感じ)が伴い、これらの症状が相互に関連して吐き気や嘔吐、冷や汗を伴うこともあります。

メニエール病に対する鍼施術によるアプローチ

リカバリー鍼灸院でのメニエール病に対するアプローチでは、内耳の内リンパ液と脳内の循環を促進し、めまいの症状を改善することを目指します。
使用するツボは和髎(わりょう)、完骨(こんこつ)、風池(ふうち)、肩井(けんせい)です。耳周囲の血管は脳内の循環と深く関連しているため、これらのツボを中心に施術を行います。ツボを刺激することで、めまいや関連する症状の緩和が期待されます。

監修者
リカバリー鍼灸院　長泉三島院
院長　島村卓也

スポーツトレーナー科と鍼灸学科を卒業後、国家資格を取得し、りかばりープランナー(現：株式会社FSR)に入社。2009年リカバリー鍼灸院院長に就任し、2021年リカバリー鍼灸院長泉三島院開院。トレーナーとしても活躍している。

保有資格
鍼灸師、NSCAパーソナルトレーナー、健康運動実践指導師

メニエール病

メニエール病とは

メニエール病の原因

メニエール病に対する鍼施術によるアプローチ