交通事故の後遺症

主に交通事故により人間の構造的強度を超えた衝撃が身体に加わる事で起こったもの

主に首(頚椎)に負担がかかり痛みや不調が出る状態です。症状には首の痛みや動かし難さ、しびれ、頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気、顎関節の痛みなどがあり、症状は負傷後数時間や翌日など時間が経過してから現れることもあります。症状は2~3か月以内に良くなることが多いですが、長期間続く場合もあります。

交通事故後遺症であるむち打ち症状に対する鍼施術によるアプローチは、局所治療と全身治療に分けられます。局所治療では、主に首の周辺の鈍痛やこり感を緩和するために鍼施術を行います。全身治療では、全身の症状に合わせて、特定のツボに鍼施術を行い、痛みや不快感を和らげます。
以下が交通事故後遺症で悩んでいる患者さんに使用しているツボになります。肩井、天柱、完骨、風池、大椎、肺兪、陰谷、委中、崑崙、後谿、絶骨、曲池、外関。それぞれのツボには異なる効果や利点があり、症状に応じて適切な施術が行われます。