冷え

胸椎と腰椎の棘突起の指圧

胸椎と腰椎の棘突起を指圧することで、交感神経と副交感神経に影響を与え、自律神経のバランスを調整します。

脊柱の両脇のツボ刺激

脊柱の両脇には交感神経が通るパイプのようなものがあり、肺兪(はいゆ)、心兪(しんゆ)、督兪(とくゆ)、肝兪(かんゆ)、胆兪(たんゆ)、脾兪(ひゆ)など背中に点在するツボがあります。これらのツボを刺激することで、交感神経と副交感神経の拮抗作用のバランスを取り戻すことができます。(場合によってはツボ以外にも背骨の際を中心に筋肉の硬結部分を見つけ出し鍼を打っていきます。)

肩甲骨の内縁の刺激

肩甲骨の内縁にあるツボを刺激することもリカバリーでは重要視しています。これらのツボは様々な症状にも有効とされ、特に自律神経失調症に対しておすすめの施術ポイントです。

更年期障害にも有効

この施術は、自律神経失調症だけでなく、更年期障害にも有効であることがあります。

リカバリー鍼灸院では、冷え性の改善には全身の血流を改善のアプローチとして、鍼施術を行っています。これにより、身体全体を刺激し血流を促進させ冷え性の緩和を図ります。体幹部の冷えや、内臓の冷えが冷え症の主要な原因となることが多いため、手や指先、足などの末端部分を温める対策だけでは根本的な解決にはなりません。特に女性の場合、骨盤内には内臓だけでなく子宮や卵巣などが存在し、複雑でデリケートな構造を持っているため、血液の循環が難しく温まりにくい傾向があります。当院では、鍼治療を用いて深層の筋肉のこりを解消し身体全体にアプローチすることで、冷え性の根本的な原因である体幹部と内臓の冷えを改善し、症状を緩和しています。使用するツボは、三陰交(さんいんこう)、湧泉(ゆうせん)、失眠(しつみん)で、下肢に流入する血管の拡張を図ります。