遠赤外線について

遠赤外線ってどんなもの?

遠赤外線とは、光・電磁波の一種である赤外線のなかで特に3μm~1000μmの波長領域にあるもののことをいいます。人体、プラスチック、食品などは、吸収波長領域が2μm~20μmの間にあるものが多く、遠赤外線はこれらに熱をよく伝えるという性質を持っています。

遠赤外線の効果

遠赤外線は、ガラスの透過限界波長よりも長い波長を持つ赤外線です。 熱エネルギーである分子の運動(振動)が大きくなることで、熱エネルギーが増え患部を温めます。

遠赤外線ってどんなときに使用するの?

遠赤外線の効果は、血液循環の促進、新陳代謝の強化、自律神経の調整、老廃物の排泄促進、免疫力の強化などがあり、全身に作用します。膝関節痛や慢性的な肩こりや腰痛など、暖めることで緩和される症状の改善にも効果があります。深部を温めることで保温効果が非常に長く持続しますので、冷え症状の強い方にもおすすめです。

遠赤外線ってなんで効くの?

人の身体は、約70%が水分で構成されているため、遠赤外線の熱エネルギーが伝わりやすくなっています。熱が伝わりやすいことで、血液循環の促進、新陳代謝の強化、自律神経の調整、老廃物の排泄促進、免疫力の強化などの効果が期待できます。

鍼施術と遠赤外線を合わせることで効果は増すの?

鍼施術と遠赤外線を合わせると、普段の鍼施術よりもその効果を高めることができます。鍼施術は鍼による刺激が自律神経や免疫の働きに作用し、筋肉のこりを緩和させたり血液循環を改善したりすることで自然治癒力の向上を図ります。遠赤外線は通常の赤外線(熱線)よりも波長が長く、筋層深くにまで働くので温熱作用が長く持続します。そのため硬くなり血行不良が生じている深い筋肉の血流も改善することができ、鍼施術の効果がより促進されます。